まざーっかー01

コロナに感染して一週間経つがまだ抜けきれていない。体がだるいのと何だか時折頭が痛む。

あいにくコロナで亡くなった親しい人の三回忌に初めてコロナに感染するとは皮肉なものだ。これで免疫が出来たのかもしれない。親しい人ももう少し後になってから感染してたらもしかしたら助かっていたのかも知れない。明るかった地元の家も暗くなってしまった。枯れていく植木たちが不憫だ。別れ際に5階の窓から見てくれていたあの人がいなくなって、もう2年も経つのだな。ファッキンコロナウイルスだぜ。いい加減にしてくれ。思考が流れていく。

柔術の練習にも行けてないのはしょうがないが、左の首がまだ痛む。ノンアルコールビールがたいそううまい。ツタヤのワゴンセールで買った20枚以上のCDをきいている雨の日の夜。

ある話❶

一浪の末結局成績は上がらずど田舎の国立大学に滑り込んだ。数年後、採点ミスが発覚したので結局俺は不合格だったのかもしれない。別にやりたいこともなく運良くミュージシャンにでもなれたらそれで良いなどど意味のない妄想を抱えた19歳だった。山の麓の廃墟のような学生寮に親子で見学に行ったのを覚えている。いや、入学式の後に見にきたのだったか?忘れた。入寮の際に一緒に入ってきたのだった気がする。入学式には歓迎会の二日酔いがひどくて出られなかった。結局卒業式にも出られなかったのだけれども。夕方テレビを見ていたら地元のテレビ局が入学式の風景を写していて、それに我が子を探す両親が写っていた。当時は笑い話だが、今となってはとても切なく申し訳ない話だ。両親には謝りたい。すまない。

その後思い行きり学生寮の左翼系メンバーに洗脳され、一年休学した後に心身ともに疲れきり逃げ出すように、というか実際逃げ出したのだが、隣町に進学した(2年目はこの世の中で最も田舎か?と思われる場所へ移動する)。その日から不眠症になり、もう25年も経つ。今でもまだ薬なしにはまともに眠れない体になってしまった。当時は実家に帰っている間は不思議と眠れたのだが、その後護身と自己破壊のために始めた空手がいやになって、人間関係にも疲れノイローゼになって実家に逃げ帰ってからはずっと眠れない日々が続いている。たまにあの学生寮に忘れ物を取り戻しに帰る夢を見る。きっとその夢の内容が不眠症の原因なのだろう。アーメン。ファック。

全てを捨て去ったあの日の夜、アメリカの高層ビルにちょうど飛行機が突っ込んでいたのを秋田の友達の家で見たのはものすごい偶然だ。ファイトクラブまんまじゃないか。

あれから22年も経っちまった。夜は眠れないがなんとか生きてる。ただ大きな忘れ物をあの廃墟に探しに行く夢は、数ヶ月に一回見る。そんな感じだ。

不完全燃焼の灰

夜が来ると燃え上がる不完全燃焼の残り灰

何かしないとと思いながら寝転ぶベットの上

スマホで繰り返し眺める短い動画の羅列

時間は黙って過ぎ去り縮まる寿命

死ぬ瞬間に疑問に思う我が人生なりなりなり

 

いただきますと手を合わせて食べる食事

背筋が伸びるその瞬間

いただきますもいつの間にか言えなくなった大人になって

ごちそうさまも忘れてしまった大人になって

だらしなく育った肉の塊

死ぬ瞬間も分からぬ肉塊に

生きる意味などもはや意味なし

 

夜が来ると燃え上がる不完全燃焼の灰

自分が人間であることに気がつく肉塊

なんとなく

なんとなくやったこと。コロナで親しい人が亡くなり、会社の同期もガンで死んだ。自分の人生の残り時間も少ない。何か焦るが何をして良いのかわからない。

 

そこで色々と考えた結果、なんとなくバイクの免許とってみた。小型二輪の免許だけど。クランクでこけて胸をしこたま打ったこともあり、10時間の講習に4ヶ月かけた。その頃にはバイク熱も冷めて、免許交付時の一番後ろから、大型・中型取得する女の人たちを尊敬の眼差しで眺める。

 

何となくフットサルのゲームに参加してみた。最初は楽しかったが、2、3度やるうちに飽きてきた。子供の頃からサッカーは好きだったけど、周りがうますぎてついて行けない。またやりたいけど膝が痛い。

 

何となく柔術の教室を体験してみた。空手と違って何して良いのかわからないけど面白かった。全身筋肉痛で痛かったけど、またやりたい。あまり無理すると絶対に大怪我するので注意だ。

 

毎週、時間が合えば弟とPCゲームをしている。これは楽しい。楽しいね。ゲームは一人でやってもつまんねえ。

 

何となくレコード屋さんに行ってレコードを買う。妻の実家からプレーヤーを持ってきたので、昭和歌謡とは別のブルースなんてカッコつけたレコードをいくつか買って聞いてみる。なかなか良いね。レコードショップの人は親切だね。また買いに行こう。

 

ということで、次やることは、これだ。

 

何となくバイクを買う。近くの中古屋バイクにいく。何となく急にフットサルに参加してみる。W杯をやっているようだけど盛り上がらないね。テレワークで予想を話し合う友達もいねえ。柔術の会員登録をする。肉体をもう一度鍛えようか。何となく近くの空手の教室に体験入門してみる。嫌になってノイローゼになって逃げ出したのがもったいなかった。20年経ったいまならちんたら続けられるかもね。

 

そして羊文学のライブに行ってみる。

 

羊文学というバンド

久しぶりに涙が出てくるような感動的なバンドの曲を聞いた。ものすごい憂鬱な夜をやり過ごして、朝方聴きながら近所を走った。葉を落としたイチョウの枝の隙間から太陽が眩しい。

 


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もう一度人生をやり直せるなら、全くの別人になって暖かい南の島で過ごしたい。

財政破綻とは何だったのか?

デフレ関連の本を読み、積極財政の話を聞いていると30年以上にわたって続けられてきた緊縮財政というデフレ政策は一体何だったのかと思わずにいられない。多くの人間が貧しくなり、不安定な身分で働くざるを得なくなった状況と、それらの状況で業績を伸ばしていった人材派遣業。間違った経済理論を盲目的に進める官僚と無能な経済学者と政治家。

経済発展が著しい国はいずれも積極財政を行なっているではないか。

この国の大きな問題は、まともな大人が少ないせいではないか?バカが作った仕組みに順応できるのは、それ以下のバカだけではないかとも思ってしまう。

Don't trust over 30.はある意味当たっていると思う。

ロストオデッセイというゲームが面白いです

発売からもう15年ぐらい経つのだろうか?ロストオデッセイというゲームを今更ながらやっている。攻略本片手にベットの上で寝転びながらやってる。

これがまた面白い。安心の伝統的なJRPGでよく作り込んである。海外のオープンワールドゲームも面白いが、JRPGもたまにやると新鮮で何だか久しぶりに夢中になってしまった。

システムが最初いまいちよく分からなかったが、進めるうちにだんだんと理解出来てきた。登場人物の特に女性の衣装がエロくて目のやり場に困るのと、登場人物の会話がまるでお遊戯会のようでまともにみているこっちが恥ずかしくなるのが難点だが、それも楽しむ要素の一つと考えればまあOKだろう。

これがクリアできたら、次はブルードラゴンをやろうと思う。攻略本は既に購入済みなので準備万端です。

 


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