ハロー90’s
高校の同級生が地元で父親の寿司屋を継いだので昨年の夏に奥さんと訪ねた。どれもとても美味しかった。夫婦揃ってカウンターで寿司を食べるのは久しぶり、私に至っては初めての経験だ。
カウンター越しに高校時代の面影がほとんど無い、私の記憶も曖昧な同級生と当時色々聴き漁っていた洋楽の話をした。彼は当時の札幌の音楽シーンについても色々と語ってくれた。私が一人大学の近くのCDショップで購入し聞いていた音楽を、当時の彼はライブハウスで聞いていたとのことだ。特にイースタンユースを間近で聞いていたなんてとても羨ましかった。
ロックミュージシャンにはなれなかったけど、美味しいお寿司で自分を表現できる場があってちょっと羨ましかった。
今、これを書きながら高校時代(1990年代初め)の洋楽をアマゾンプライムミュージックやSpotifyで聞いている。誰もが思うように青春時代に触れた音楽はいつ聴いても良いものだ。
最近は沢山の音楽配信サービスが出てきているので知らない曲もあまりお金をかけずに沢山聞くことができる。昔みたいに情報不足で何千円も無駄にするような事は無くなった。
ジャケ買い運任せや誰も知らない音楽を知っている優越感も楽しいけれど、純粋に自分の耳で好きな曲を探せる今の時代は音楽好きにとってはまあ、良い時代だね。