読まねー本は売っ払う

いつか読む、困った時に読むと思って買い集めた本だが、一向に読まれる気配もないのでどんどん売る事にした。若い頃は自分が天才になれるのではないかと謎の誇大妄想に取り憑かれたが、40後半になると人生の終着点が見えてきて、ああ俺って特に優れた点もなく普通の人間だったんだな〜と実感できるようになった。だからどんどん本には出て行ってもらう事にする。俺は親父みたいに学者になれないし、そんな他人に押し付けられた亡霊(学者)に取り憑かれてしまったのが運の尽きだったと思う。自分のやりたいように生きるのが良いさ。

妄想に付き合ってくれた本たちもそろそろ本当に必要な人の手に渡るのが良かろう。