父の日にうなぎを送る

父の日に浜名湖のうなぎを送った。数年前に現地で食べたうなぎが美味しかったので送ってみた。巨大なうなぎの蒲焼を豪快に白飯に乗せ、その前に白髪の父親が正座している写真が母から送られてきた。

うなぎパイは食べたことがあるが、浜名湖のうなぎは初めてだったそうだ。

 

食後、食べすぎたと行って父は散歩に出たらしい。また美味しいものを送ろうと思う。

服を買う

年に数回服を買いに行く。今回はユニクロで下着と夏用スーツのズボンを買いに行った。あとオリヒカという紳士服のお店でワイシャツを買った。

ユニクロで500円のデザインTシャツが売っていたのでなんとなく購入。値札がオシャレだったので切り取ってしおりにしてみた。図書館で借りてきた本に挟んでみる。いい出来だ。

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吉村 昭 『空白の戦記を読む』

吉村昭の作品をポツリポツリと読んでいる。図書館に結構な数の本があるので読みやすそうな薄めの本を選んで読んでいる。そうすると大体先の大戦の悲惨な話が多くなる。読むと暗い気持ちになるがなぜか引き寄せられてしまう。やめれば良いのにと毎回思うのだが、歴史を学ぶ一環として読んでしまう。そしてどれもまた面白い、映像化してほしい作品ばかりだ。

 

今回は戦記ものと分かってはいたが、短編集がいくつか入った薄めの本だったので数日で読み切ることができた。戦艦が嵐に巻き込まれて大破する話が2つと、沖縄戦での少年兵の話と女性の切り込み隊、終戦後の特攻、その他、小説「戦艦武蔵」に出てきた極秘設計図の紛失について、その後の話が出ている。どれも短いが、一つ一つが映画化してほしいほどドラマチックである。少年兵の最後は驚きの描写だった。近代史を学ぶ中で学んだ、貧富の差を基にした理想と現実が交錯する当時の異常な世界情勢の中突き進む戦争という最悪の暴力の中、このような話は無限ともいいほどあったのだろう。多くの犠牲の中、我々は生きていることを忘れてはいけないとありきたりで当たり前のことを思う。

他国に攻め入った場合に戦争犯罪と言われる行為を回避できた国はあったのだろうか。ことにたいゲリラ戦においては現代でも難しいと思う。

人間の習性の面から社会全体の流れを考察したり、先の大戦を例えばどのようにして回避できたかを研究している人がいるのであればそれらの本を読んでみたい(色々あるけど陰謀論に繋がるのが多くて残念)。

 

 

この県には色々と戦時中の遺構が公園の地下にあったりするのを引っ越してきたから知った(どこにもそれなりにはあるが)。会社の体育会系気質を旧日本軍に例えたり、戦時中の遺構の話をしていたら、もしかしてそっち系の話に詳しいのですか?と若い事務員に言われてしまった。近代史を知らなすぎて勉強しているとは恥ずかしくて言えず、偶然ですよみたいな話でお茶を濁す。100年近く前の戦争の話なんて今の若者には、というか我々の世代でも興味は無いのだろう。年上と話をする機会が多々あったので、戦争の本を色々と読んでいるが日常会話に出すのは慎重になった方が良いかも知れない。

 

 

 

 

 

 

頭の中がもやもやとする夜に

頭の中がもやもやとする夜によく分からない穏やかな曲を聴いて、ぼんやりとしていたら、自分の中の宇宙に気がつく。

外の世界のことなんてみんな幻だ。何にも関係無いことだ。頭の中がもやもやする夜に、真っ白な画面に向かいながらテクテクとキーボードを叩く。

ヘッドフォンをしているけれど、誰かがこっそり部屋に入ってきたらどうしよう。そっと外して外の音を聞く。階段の下からお母さんが夕飯だよと呼んでいないか、電話だよと呼んでいないか、気になった昔が蘇る。

昔は良かったのはみんなが生きていたその事だけだ。毎日は過ぎ去って、昔になる。昨日はとても良い日だ。みんなが生きていたから。

ウィルスがやってきて、お母さんは死んだ。死んだ日に虹をかけてくれたけど。そりゃ無いぜって感じだ。

昔が良かったのはみんなが生きていたその事だけだ。

洞窟の酒蔵

気になっていた洞窟の酒倉にいってみた。ちょっとした洞窟なのかな?と思っていったら、世界大戦末期に作られた秘密の地下軍事工場の跡地で驚いた。全長600mもあるとは知らずに入り込んだら迷って出られなくなってしまう。外は汗がジワリと吹き出るほどの暑さだが、中に入るとヒンヤリとした空気であっという間に体が冷える。

一本梅酒を買って帰る。これもまたうまい。色んなところに戦争の傷跡がある。昔とは言えわずか2世代前だ。

 

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グランジロックに学んだこと

90年代に高校生活を送った帰宅部の私は、当時無気力と退屈の極限におり、生きる意味も失いがちななんの意味も見出せないい日常を送っていた。自分のアイデンティティを何とか維持するために洋楽をロッキングオンなどの雑誌を参考に買いあさり、遠い外国のロックシーンに想いを馳せ、暗い田舎の曇り空のバス通学を何とか乗り切ったものだ。

当時聴いた音楽は今聴いても全く色褪せていなく、最近の高レベルな音楽理論を駆使したような素晴らしい音楽群よりも荒削りで、そしてみんな貧乏っぽくて田舎者で、繊細すぎて適応障害でドラッグ中毒ばっかりで、でも何とか音楽だけを頼りにして生きているような人間だらけで、とても誠実で正直な人間が当時のシーンを引っ張る主役という信じられない時代だった。今にして思えば、彼らの多くは死んでしまったけれども、彼らの正直さには非常に大きな、人生への態度ともいうべき影響を受けた。

よく分からん金持ちの道具にはなりたくない、だけどロックスターにはなりたいと夢見てる彼ら。毎日毎日ツアーに明け暮れる狂ったロックの生活には正直すぎる彼らにはちょっと荷が重かったのかもしれない。多くの正直者たちが自ら命を絶っていったけれども、私は彼らから引き継いだ正直さを大事に生きていきたいと思う。

 

永野さんのyoutubeを見ながらそんなことを考えていた。


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炊き込みご飯3連敗

炊き込みご飯お水の量は、だし汁などを入れて通常の水の量にすればOKと合ったのでその通りにしたら、べちゃべちゃのやわらかお米になってしまった。これはこれで胃腸に良さそうなので良いのだが、やはり水の量は少なめにした方が良さそうだ。次回は4度目の正直で再トライだ。

<戦績>

  1. たけのこご飯:負け(水多い)4合
  2. たこご飯:負け(水少し多い)4合
  3. とりご飯:負け(水多い)3合

米の量ー0.5合の水の量ぐらいがちょうど良い気がする。ただ具材の量との兼ね合いがあるので難しいところだ。