家族全員がインフルエンザになってしまったとか
家族全員がインフルエンザを発症し、2日経過した。私だけが無事だがいつ感染するかわからないまま、自室に隔離されている(本来は逆だと思うが)。
それはさておき、最近本棚の整理を始めていて、メルカリを使って本を売っている。専門書関係が結構売れていくのに驚いた。一度、知らずに絶版している本を格安で販売していることに気が付き一瞬落ち込んだが、目的が金儲けではないのでまあ良しとしよう。
現時点で12冊売れて、一万円ちょっとになった。売ったものには新品で購入したものと中古で購入したものとがあるので儲けたのかどうかは分からない。ただ、何人かの購入者から”楽しみにしています”だとかコメントをもらうと結構嬉しかったりする。
最近仕事では人から感謝されることはあまりないので、ちょっとした気分転換にも良い。何より商品が本ということもあって内容的には品質が保証されているし、よっぽど汚れた本でない限りクレームはないだろうという安心感がある。
書いていて気がついたのだが、こんな商売を本格的にやるのが良いのではないか。本を数冊売るだけでは生活できないが、何か他のもの(リサイクル品とか)を上手く売れれば生活の足しになるかもしれない(実際、リサイクル業が成り立っているのだから当たり前だが)。
20年近く前、休学中の友人が小さなアパートでヤフオクを駆使して、せどりで月10万円以上売り上げていたのを思い出す。彼の得意ジャンルはビジュアル系バンドのCDだった。今思い出しても、夜中に数十キロ先の大きな街へママチャリで仕入れに行く彼の行動には恐れ入る。彼とは事情があって(俺が狂って突然大学を去ったので)さよならも言えずにお別れしたが今どうなっているのだろう。
そういえば大学の友だちを皆失ってしまった。時々昔を思い出す。大学時代だけポッカリと違う人の人生のように記憶されている。不思議で辛い分断の川が俺の人生に横たわっている。